Body Mass lndex による肥満の判定基準
BMI25以上が肥満 <日本人向け判定基準>
体脂肪率はそう簡単にどこでも測ることができるわけではないので、一般的には、まずBMI(Body Mass lndex)指数を算出して、肥満かどうかを判定します。
BMIという「体格指数」は、世界でもっとも広く使われている肥満判定用の物差しで、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)の式から算出します。
1998年に世界保健機関(WHO)が発表した新しい判定基準を受けて、2000年に日本肥満学会も、下記に示したような新しい判定基準を発表しました。
■Body Mass lndex による肥満の判定基準の比較■
BMI 判定 WHO基準
<18.5 低体貢 Underweight
18.5≦~25 普通体重 Normal range
25≦~30 肥満1度 Preobese
30≦~35 肥満2度 Obese class Ⅰ
35≦~40 肥満3度 Obese class Ⅱ
40≦~ 肥満4度 Obese class Ⅲ
WHOの基準によるとBMI18.5~25は「正常体重」、18.5未満は「低体重」、25以上は「過体重」と区分されます。
そして、BM1 25以上~30未満は「肥満前段階」、BMI30以上を「肥満」と判定します。
肥満はさらに5刻みで、肥満クラスI、クラスⅡ、クラスⅢと程度が進行します。
欧米では成人の20~30%がBMI30を超えているようですが、日本人の場合、BMI30を超える人は成人の2~3%程度しかいません。
そこで、目本人の場合には、BMI25以上を「肥満」と判定し、さらに5刻みに肥満の程度を4つに区分するという方式がとられました。
平成14年の国民栄養調査によると、30歳以上の日本人男性の約3割は、肥満と判定されることがわかりました。
このなかでもBMIが30を超えている人は、世界中どこへ行っても立派に肥満として通用する「国際級肥満」であり、BMI25以上~30未満の人は、海外では「やや太りぎみ」、日本国内でのみ肥満と判定される「国内限定肥満」というふうに呼ぶこともできるわけです。
国内外のいろいろな研究から、BMI22前後の人が、もっとも病気にかかりにくいことが明らかになりました。
そこで、健康体重は身長(m)×身長(m)×22ということになり、日本肥満学会では、これを新しい標準体重(健康体重)として推薦しています。