不妊の原因 -子宮の奇形-
子宮奇形
子宮の奇形にはさまざまな種類があります。
●重複子宮・・・独立した子宮が2つあり、膣や子宮口も分かれている
●双角双頚子宮・・・子宮の中に2つの内腔があり、子宮口も2つある
●双角単頚子宮・・・子宮がハートの形で、子宮内腔がくびれている
●中隔子宮・・・子宮の形は変わらないが、内腔に壁ができている
●弓状子宮・・・子宮の上の子宮底部が少し窪んでいる
●単角子宮・・・子宮ができるときに左右のミュラー管が癒合して、片側が欠損した状態や痕跡だけを残した状態で、子宮が通常の大きさの半分ほどしか無いこともある
等の種類があります。
実は、私は「子宮の奇形」を抱えています。
●双角単頸子宮・・・子宮自体がハート形をしていて子宮内腔がくびれているもの
この種類の子宮の奇形なのですが、ハート形のくぼみ部分がかなり深い奇形で、ここまでくぼみが深い状態だったら・・・
●重複子宮・・・独立した子宮が2つあり、子宮口も腟も2つ存在するもの
の方が、妊娠に継続にはよかったのにな・・・
と、Drがそんな事を言っていました。
子宮奇形があると、奇形のない子宮と比べると、子宮内腔のスペースが狭いために、流・早産を起こしやすいといわれています。私の子宮の奇形も、3度の頸椎流産後の検査でわかったのです。
中途半端に奇形の状態でいるより、重複子宮のように子宮が完璧に2つに分かれている方が、比較的正常な妊娠経過をたどることが多いらしいのです。
双角子宮や中隔子宮(子宮が2つに分かれている)の奇形は、着床も通常より困難だったり、着床後の袋の成長も思わしくない流れになったりで、流産しやすいらしく、微弱陣痛や胎児の位置異常などから早産も起こりやすくなるようです。
実際に流産・早産等を含め、トラブルが起こりやすいかどうかは、子宮の変形の度合いや子宮そのものの発育にも関係してくるようです。
子宮奇形がある場合、出産時の赤ちゃんが小さめになる傾向がありますが、安静を心がけて医師の指導を守れば、状態によっては自然分娩も可能です。
双角単頸子宮等の場合、子宮内で胎児が動ける範囲が決まってしまったり、ある程度大きくなると狭い範囲で固定されてしまう事もあるそうで、私の場合、逆子を逆子じゃなくする事が出来ない状態だったので、上半身が上部にいる逆子の状態で、更に、胎児がいる方の子宮にだけ負担がかかって子宮壁が薄くなってしまい、陣痛などの衝撃が加わると子宮破裂の可能性があり、妊娠後期の安静期を無事にクリアし、37週に入ったと同時に帝王切開術で出産したという体験があります。
子宮の奇形などは、私のように流産を繰り返しながらの卵管造営検査など、他の検査をした結果子宮の奇形が見つかるなどの流れだったり、妊娠したことなどで始めてわかる事もあるようです。
治療方法は、子宮形成術の方法がよい場合は、手術をする事もあるようですが、必ずしも手術を受けなければならないものでもなく、私自身は形成術は受けていません。
不妊・不育治療中の時に、子宮の奇形を知ったのですが、その原因も少しだけ調べました。
子宮は、胎児としてママのお腹の中(子宮の中ん)頃に、ミュラー管という2つの管状の臓器が左右から1つに融合して出来上がります。この際の融合がうまくいかなかったことによって子宮奇形が生まれると言われていて、女性全体の約4~5%に子宮奇形が現われるとされているようです。
この原因部分を調べて知った時に、私の子宮の奇形は、私が母のお腹の中にいるときに形成されたもので、この場合、今であれば胎児(私自身)に原因があったのかな?と思う私がいるのですが、これを知った当初、何故か私は、「私の子宮の奇形は母のせいだ・・・」と思ってしまったのです。