生理不順と不妊の原因 -黄体機能不全-

黄体機能不全

 

黄体とは、卵巣で卵胞が排卵したあとに変化してつくられる器官です。
主にプロゲステロン(黄体ホルモン)を分泌し、受精卵の子宮内膜への着床や妊娠の維持に重要な役割を果たしています。

 

不妊治療を受けていた際に、「黄体機能不全」とも言われた方から簡単にいうと、排卵後に起こる高温期に影響があり、その高温期の維持継続に関連がある感じです。

黄体機能不全とは、黄体からのホルモン分泌が不十分になったり黄体の存続そのものが短縮する状態を指し、不妊症の原因にもなります。

 

高温期が短いということは、生理周期が短くなるということにも繋がっていくことも考えられますね。

卵巣機能は、間脳視床下部、脳下垂体という性機能を司る脳の中枢によって調節されていて、視床下部、下垂体の機能異常があると、黄体機能不全となることがあるという説もありますが、中枢に異常がなくても卵巣自体の異常のために卵胞から黄体への移行が不完全になることもあるようです。

 

こういう機能異常がなぜ起こるかについては、明確なことはわかっていないようなので、特定の原因も見つかりにくいという事になるかもしれませんね。

 

女性の場合、妊娠を望んでいてもいなくても、生理が始まったら基礎体温を測定して記録する習慣をつける事がいいと言われています。基礎体温を測定し記録する事で、自分の体の特徴がわかってくる事があったり、心の状態を感じたりする事も出来たりします。

 

黄体機能不全の部分に関しての基礎体温を測定は、正常排卵周期では13~14日間続く高温期が10日前後短縮になっている場合が多く、黄体機能不全の診断する基準には、高温期が10日未満の時に黄体機能不全とする場合と、12日未満の時に黄体機能不全とする場合があり、確立していない状態のようです。私が不妊治療を受けていた際は、この基準が約10日間と言われていたような記憶があります。

 

また、高温期の体温が安定しないで、一時的に体温が下がったり、排卵前の低温期から排卵後の高温期への移行が、基礎体温を記録する折れ線グラフで見ても、はっきりしないこともあります。

 

妊娠を望む場合の黄体機能不全の主な治療方法は、黄体機能不全の原因となっている因子に対する治療が主となります。

 

中枢機能の不整のため、排卵が正しく起こらない状態と考えられる場合には、積極的に排卵誘発剤を使用した排卵を促す治療法が行われ、これに、黄体期(基礎体温高温期)で、ホルモン剤などを使用して、黄体ホルモンなどの補充を加えることもあります。

 

 

Posted by ainohana