生理不順と不妊の原因 -多嚢胞性卵巣症候群-
多嚢胞性卵巣症候群とは、
(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)
(Polycystic ovary syndrome=PCOS)
女性は、産まれてくるときに、一生分の卵子の材料を体の中に持って産まれて来て、その卵子の材料を使い切ってしまうと、排卵する材料が無くなるので、閉経にいたるという流れがあります。
そして、女性が一生の中で排卵する卵子の数は、およそ400~500個くらいとも言われていて、生きてる限りずっと排卵出来るわけではないという現実があります。
なので、
自分の体ちゃんと大事にして、
体が喜ぶ事取り入れて過ごしましょう!
皮膚で覆われた小さな細胞は、実際にどんなふうに毎日動いて働いているかは目に見えないのでわかりにく事だったりしますが、生きている限り、人間の肉体は何らかの働きを365日24時間、休むことなく働いてくれているから、こうして毎日の生活を送ることが出てきている現実があるんですよね。
もともと卵巣にはたくさんの卵細胞があり、月に一つずつ成熟し排卵します。
卵細胞は卵胞と呼ばれる袋に包まれていて、 成熟するとこの袋が大きくなり破裂して正常な排卵を起こします。
卵巣は左右に2つあるので、1カ月ごとに左右の卵巣から交互に排卵をしていくという事を聞いた記憶もあります。
その卵巣からの排卵が阻害されて、卵巣内に排卵可能な大きさに成長できない多数の卵胞がたまってしまい、月経異常や不妊を生じた病態を、多嚢胞性卵巣症候群と言います。
排卵可能な大きさは目安として20ミリを超えてくると排卵間近の時期なのだけれども、多嚢胞性卵巣症候群では、20ミリまで成長できない10ミリくらいの卵胞がたくさん出来てしまいます。
正常な排卵が行われない排卵障害として、生理不順や不妊症の大きな原因のひとつになっています。
明確な原因はわかっていないようですが、内分泌異常や糖代謝の異常などが考えられて、私の場合は内分泌異常と考えられる、ホルモンバランスの乱れ等も関係があり、生理不順や不妊の原因は1つだけではない事が多いので、心身共に疲れ切ってしまう事も少なくない現実もあるのではないかなと、私自身の体験から感じます。
対処療法としては、排卵を促す排卵誘発剤を使う方法が、一般的に初歩段階で行われることが多いと思います。
1種類の排卵誘発剤を取り入れた治療をしていても排卵がなければ、別の薬を加えたりという事もありますし、私が病院を変えた際に提案された治療方法は、「腹腔鏡下卵巣焼灼術」という、腹腔鏡を見ながら卵巣表面の小卵胞にレーザーなどで穴を開ける治療法で、新たな卵胞の発育や排卵を促す方法を提案されたことがありました。
その手法の準備に伴い、排卵誘発剤の治療を休みこの手術の準備期間を過ごしていた際に、自然排卵が起こり妊娠した事もあり、不妊治療をしつつも自然妊娠が可能な場合があるので、心身の状態を整えて過ごす日々の生活は凄く大切だなと感じます。