夜食を食べたい時の段階別対策

夜遅い時刻に食べたものは体脂肪として蓄積されやすく、また、翌朝の食欲不振にもつながるので、寝る前、4
時間前後は食べないのが一番です。

しかし、どうしても空腹をがまんできないときは、低エネルギーの食品を少量か、複合糖質で、吸収も遅く、かむ必要がある、ごはんを少量、ゆっくり食べることをお勧めします。

一日の食事で不足しがちの野菜や海藻などもよいでしょう。

果物や甘いものに含まれる単純糖質は吸収が速いので避けましょう。

清涼飲料水・菓子・ケーキ・アイスクリームなど単純糖質を多く含む食品は、アルコールと同じように高エネル
ギーのわりには大切な栄養素が少ない「エンプティーカロリー」の食品で、1日120~160kcal程度にとどめ
ておきたいものです。

体重60kgの人なら、身体の約半分、30kg以上は血液も含めた水分になります。

私たちのからだには、1日で約2.6Lの水分が出入りしています。

そして、飲料水や食事などから、同じくらいの水分を摂って、体内の水の平衡が保たれています。

水のもつエネルギーはゼロなので、水を飲みすぎて太るということはありません。

ダイエット中には、食事から摂る水分が減っている分、むしろ意識して清涼飲料水やアルコールではなく、エネルギーのない水やお茶を1日に2Lは摂りたいものです。

昨今、水の代わりに清涼飲料水などをガブ飲みして、子供のうちから糖尿病などの生活習慣病を発症する「ペッ
トボトル症候群」が問題視されています。

砂糖水は水と違って飲むとすぐにのどが渇き、また砂糖水が欲しくなるという悪循環に陥ります。

砂糖を摂ると、膵臓からインスリンが大量に分泌され、血液中にインスリンが増えすぎた状態が長く続くと、糖
尿病をはじめ生活習慣病の引き金になります。

疲れたときやイライラするときに、少量の砂糖を摂ると元気回復に役立ちますが、砂糖の摂りすぎが慢性化すると、全身の血管を傷めて、健康を蝕んでしまう危険があるといわれています。

Posted by ainohana