30年前の日本人と比較
モナリザ症候群は現代の日本人にも当てはまる現象です。
日本人は元来肥満者が少ない民族でした。
しかし、高脂肪高たんぱくの欧米型の食生活が行き渡る一方で、電気製品や交通機関の普及により、以前ほどからだを動かす必要がなくなったために、摂取エネルギーが消費エネルギーを上回るようになってしまいました。
太っている日本人は、過去30年で2~4倍に増えています。
気軽に食べられるファーストフード店や終夜営業のコンビニエンスストア、調理ずみ食品や自動販売機、冷凍冷蔵庫は、いつでもどこでも食べものを口にすることを可能にしました。
そして一定の時間に一定の場所で食べるといった生活習慣もなし崩しになりつつあります。
しかも簡単に食べられるものは、高エネルギーで高脂肪、中性脂肪になりやすいものが多くなっています。
現代の日本は、油断すると体脂肪を蓄えやすい環境にあるといっても過言ではありません。