季節・郷土料理・行事食2
● お雑煮 雑煮は、正月に歳神様にお供えした餅や野菜などを一緒に煮込んだ、餅を主とした汁料理です。 元来は武士の宴会で一番初めに振る舞われていた縁起のよい料理で、それが一年の始まりに食べられるようになったと言われています。 一般の庶民には、 ...
季節・郷土料理・行事食1
● おせち(御節)料理 「おせち」は、正月や五節供などの節日(せちび)に神に供える御節供(おせちく)の略称ですが、今日では正月に食べる重詰めの料理を指します。 四重の重詰めの場合、上から一の重に口取りや祝い肴、二の重に焼き物、三の重に煮 ...
「まごは(わ)やさしい」
● 日本でなじみの伝統食材は健康の元 健康を保つために、栄養バランスのよい食事をとる必要がありますが、その目安として、「まごは(わ)やさしい」という言葉があります。 それぞれの食材の頭文字をとったものです。 ・「ま」…豆類豆類は共通し ...
発酵食品の大切さ
● 日本の風土が生んだ伝統食品 日本の伝統食品には、醤油、味噌、納豆、漬け物などの醗酵食品と干物などの乾物が多く見られます。 それぞれの風土に応じて、独特の製法や調理法などもあります。 いずれも、食料が乏しかった時代の保存食として生ま ...
理想的なFCP割合とは
一汁三菜を基本とする日本の食事は「日本型食生活」と呼ばれ、人間の健康にとって望ましいスタイルではないか、と世界の栄養学者から評価されています。 ふだんの食事の栄養バランスを見る指標の1つである「PFC熱量比」を見ると、日本の食生活はかなりよ ...
一汁三菜の始まり
日本の食のスタイルは、弥生時代に始まった稲作によって決定づけられたと言われています。 定期的に収穫できる米はそれだけでもかなりの栄養がとれることから、主食となって現代でも大切な主食とされています。 米を補うための雑穀も食べられていましたが、 ...
旬の野菜を生活に取り込む
旬の食材は安全なだけでなく、大量に流通するため価格も安いというメリットがあります。 また、自然の恵みを存分に受けて育った食材は、栄養価も高く、美味しいのが特徴です。 ある調査・研究によると、野菜の季節ごとの栄養価、特にビタミンAの元となるカ ...
成績アップにはパンよりごはん
①米粉&ごはんは良質なエネルギー源 ごはん、米粉は三大栄養素の炭水化物が主成分です。これをよく噛んで食べると甘くなってきます。これはマルトースというものに変わってくるからです。それが小腸に行き最終的にはブドウ糖に変わります。ブド ...
よりよい食習慣をつくるために 4-3
●噛む回数が減っている現代 食べ物をよく噛むのは当たり前のことに思われますが、細菌は柔らかい食べ物が増え、誰しも昔ほど噛まなくなっています。 特に、子どもたちが好んで食べるハンバーグやカレーライス、麺類などはあまり噛まなくても食べられるため ...
よりよい食習慣をつくるために 4-2
●虫歯や歯周病の予防にもなる よく噛んで食べると、食べ物に含まれる繊維質や、咀嚼による頬や唇の動きによって歯についた細菌や糖分が落とされ、唾液の抗菌作用によって虫歯の活動が抑制されます。 大量の唾液は歯の汚れを落としたり、食べ物の流れをよく ...