油を使う料理のエネルギーの抑え方

油を使った料理はコクと風味があっておいしく、適度の脂質は、力ロチン、ビタミンAやD、Eなどの吸収にも欠かせませんが、摂り過ぎはエネルギー過剰につながります。

1回の食事に油を使った料理は1品以下、素材は低脂肪のものを使いましょう。

揚げものは週1回くらいにして、低エネルギーの料理と組み合わせます。

冷凍食品のフライは衣が厚く油を吸う量が多くなりがちです。

シチューや揚げものも、手作りのもののほうが油の質や量を工夫できます。

野菜の切り方ひとつでも油量を調整できます。ぜひ試してみてください。
 
 

●脂質はとりすぎないよう、1回の食事に油を使った料理は1品以下に。
●揚げものは週1回くらいにしましょう。


油を使う料理の工夫

・少量の油で短時間、高温処理がポイント

下ごしらえ
大きさをそろえる
水気をきる
火が通りにくいものは下ゆでする

・サラダ 

下ごしらえ 

水気をしっかりきる

材料は大きめに切るほうが油の吸着量が少ない
 

・ドレッシング

食べる直前にからめるようにあたえる
油を控え、柑橘類やスパイスをプラス
オリーブ油+柑橘類のしぼり汁でヘルシー
マヨネーズは牛乳で薄めるとエネルギーダウン
ノンオイルドレッシング、ポン酢を活用

・揚げ物 

よけいな油をつけない上手な揚げ方
切り方で異なる吸油率
表面積の合計が大きいほど吸油率は高くなります
衣はできるだけ薄く(余分な油をはたく)
材料を一度にだくさん入れない(油の温度が下がると時間がかかり吸収率アップ)
油きりをしっかりとする(バットの網に紙を敷き、立てかけてゆく)

・衣で異なる吸油率
 

表面積の大きいほど吸油率は高くなります
  

注意高エネルギー順位
   

・フライ・・・・・・・17~20%
・フリッタ・・・・・・17~20%
・たつた揚げ・・・13~17%+調味料
・てんぷら・・・・・13~17%
・から揚げ・・・・・6~8%
・素揚げ・・・・・・・3~5%

・定番料理はこうしてエネルギーダウン

カレーは材料をいためないで煮込む

・・・・・約100~120kcalダウン

フライはフライパンでからいりしたパン粉を衣にしてオーブンで焼く
・・・・・約80~100kcalダウン
 

チャーハンは具だけいため温かいごはんと混ぜる
・・・・・約80kcalダウン
 

やきそばは野菜はいためずにゆでて水けをきり、いためたそばにそえる
・・・・・約80kcalダウン

Posted by ainohana