旬の野菜を生活に取り込む
旬の食材は安全なだけでなく、大量に流通するため価格も安いというメリットがあります。
また、自然の恵みを存分に受けて育った食材は、栄養価も高く、美味しいのが特徴です。
ある調査・研究によると、野菜の季節ごとの栄養価、特にビタミンAの元となるカロテンとビタミンCの含有量は、季節によって大きく変動し、ほとんどの野菜で旬の時期に最も栄養価が高いことが分かりました。
例えば、夏が旬のトマトに含まれるカロテンの最も含有量の多かった月は7月で、一番少なかった11月の2.9倍、冬が旬のほうれん草に含まれるビタミンCは、12月の含有量が9月の4.9倍もあることが分かりました。
同じ野菜でも、季節によって栄養価がこんなに違ってくるのです。
価格が安く、しかも栄養価の高い旬の時期に食べることが、健康面でもプラスになるというわけです。
●春の野菜
・春キャベツ・フキ・木の芽・ウド・タケノコ・アスパラガス・グリーンピース・セリ
・新じゃがいも・さやえんどう・菜の花・三つ葉 など
草木の新芽が芽吹く春の野菜は、緑が鮮やかで香りと柔らかさ、苦味などが特徴のものが多く見られます。
●夏の野菜
・カボチャ・トマト・なす・きゅうり・ピーマン・レタス・オクラ・とうもろこし・ししとう・枝豆・さやいんげん・みょうが・ゴーヤ など
夏は、ほてった体を冷ますトマトやきゅうり、なすなどの夏の野菜が旬を迎えます。暑さで奪われやすいビタミンCが豊富なものも多く、水分もたっぷり含まれています。
●秋の野菜
・じゃがいも・さつまいも・にんじん・しいたけ・しめじ・舞たけ・まつたけ・長いも・里いも・ごばう・栗 など
秋の野菜は食物繊維が豊富ないも類やきのこ類など、体にやさしく、夏の暑さで疲れたからだを癒し、胃腸の調子を整えてくれます。
●冬の野菜
・白菜・ほうれん草・カリフラワー・ブロッコリー・小松菜・レンコン・かぶ・春菊・ゆり根・ねぎ など
根菜や葉もの中心の冬野菜は、ビタミンが多く、抵抗力を高め体を温めます。また、ねぎは血行を促進し、疲労回復効果があり、冬の野菜は風邪予防にも役立ちます。