年齢と性別の基礎代謝基準値
私たちのからだは、一日中横になって安静にしていても、呼吸をしたり、心臓を動かしたりなど、エネルギーを利用して生命活動を続けています。
これを基礎代謝といいますが、体重あたりの基礎代謝量は子どもの頃が最大で、年をとるとともに低下します。
この基礎代謝は1日の消費エネルギーの約6~7割を占めています。
ですから、基礎代謝が低下すると、消費エネルギーも少なくなり、太りやすくなるわけです。
■ 年齢と性別の基礎代謝基準値 ■ (kcal/kg/日)
歳 20~29 30~39 40~49 50~59 60~69 70以上
男性 24.2 23.1 22.5 22.4 22.0 21.6
女性 23.2 22.0 21.1 20.9 20.9 20.8
一般に中年を過ぎ、年をとるにつれて基礎代謝は低下します。
しかも、このころには日常の運動量も少なくなるのがふつうです。
このため、中年を過ぎても以前と同じような食事をしていると、たとえ大食をしなくても、消費エネルギーが摂取エネルギーよりも少なくなり、太りやすい条件がそろってきます。
中年太りと呼ばれる人にはこのタイプの肥満がきわめて多いのです。
いずれにしても、肥満を解消するためには、食べたり飲んだりする量を調整して摂取エネルギーをひかえ、運動量や生活活動量、基礎代謝量といった消費エネルギーを増やすようにして、エネルギーの収支バランスをととのえることが一番重要です。