大食いしなくても太るにはわけがある
中性脂肪と白色脂肪細胞の関係
中性脂肪は体内に存在する脂質としては、量的にもっとも多く、飢餓などに備えた重要なエネルギー源として白色脂肪細胞に備蓄されます。
一般におとなの体内の脂肪組織に含まれる白色脂肪細胞は、約300億~600億個といわれます。
この一つひとつに脂肪球が正常以上に増加した状態が肥満です。
私たちが食事として食べたものは胃腸で消化されてグリセロールと遊離脂肪酸に分解され、肝臓や脂肪細胞で中性脂肪に合成されて蓄えられます。
グリセロールは食べもののブドウ糖に由来し、遊離脂肪酸と結合して中性脂肪になります。
遊離脂肪酸は食べものの脂肪に由来します。
つまり、糖質や脂肪を多く含む食べものや酒は、体内で中性脂肪の原料になるわけです。
とくに甘いものに多く含まれる砂糖や果糖などの単純糖質は、吸収速度が速いという特徴があります。
「甘いものをとりすぎると太る」といわれるのは、このためですが、その他の糖質や酒、脂肪などもとりすぎれば、中性脂肪の増えすぎにつながります。