エネルギーを抑える食品・料理・献立

エネルギーが低い食品や調理法を選べば、量的には増えても出来上がった料理のエネルギーを抑えられます。

きのこやこんにゃく、海藻はエネルギーがほとんどゼロ、野菜や豆腐も低エネルギーです。

肉や魚は低脂肪のものを選ぶのが基本です。

魚は刺身、蒸しもの、焼きものが低エネルギーです。

肉は蒸したり、ゆでると、脂肪分を落とすことができます。

エネルギーを抑えた料理を作るには、素材の脂肪分を落とすか、あるいは調味料や油の使用量を抑えるなど工夫することが大切です。

・工夫しだいでエネルギー量を調節 

・低エネルギー食品も調理法しだいで高エネルギーに

・もめん豆腐 1/4丁80g 58kcal

冷やっこ  (約58kcal)
豆腐ステーキ(約80kcal)
揚げだし豆腐(約120kcal)
麻婆豆腐  (約130kcal)

・鶏むね肉 皮なし60g 73kcal

ゆで鶏    (約70kcal)
照り焼き   (約80kcal)
フライドチキン(約120kcal)
チキンカツ  (約180kcal)

・たまご 1個60g 79kcal

ゆで卵      (約80kcal)
目玉焼き     (約100kcal)
厚焼き卵     (約105kcal)
スクランブルエッグ(約135kcal)

・サケ 1切れ80g 110kcal

照り焼き(約130 kcal )
ムニエル(約180 kcal )
てんぶら(約210 kcal )
フライ (約215 kcal )

※ゆでる、蒸す、焼く、煮るのポイント
 

・たれやソース、薬味などで味にアクセントをつける

 

・ゆでる

肉や魚はゆでると、脂肪分がゆで汁に流れ出ます。野菜はゆでることでかさが減りたくさん食べられます。また、炒めたり、煮たりするより、油や調昧料の量を控えられます。

・蒸す

水蒸気が材料のすきまや裏側まで熱をいきわたらせ、素材の脂肪分を除くのに適した調理法です。

・焼く

網焼きにすると油がいらず、素材の表面の脂肪分が溶け出して落ちます。フライパンで焼く場合は樹脂加工のものを使うと、油の使用量を減らすことができます。

・煮る

脂肪分が煮汁に落ちるのでエネルギーを抑えられますが、砂糖やみりんを多量に使うと高エネルギーになります。だしをしっかりとって調昧料を控えると、比較的低エネルギーになります。また、食べるときにソースを残すと、摂取エネルギー量を控えられます。シチューやカレーは材料をいためないで煮込むと、エネルギーを抑えられます。煮込み料理は、和・洋・中を問わず脂肪とともにアクをしっかりとることが大切です。

Posted by ainohana